ゴキブリに関する書籍を読んでみる
あまりにもゴキブリについて無知すぎる、かもしれない
分類学的には害虫や益虫なんて定義はないんだろうか。人間の勝手な都合で人間にとって悪影響があれば害虫と決めつけているのだろうか。人間の役にたてば害虫が益虫と言われることもあるのだろうか。一つだけハッキリしていることがあると思うんだ。それは、僕たちはゴキブリのことをろくに知らないんじゃないかってね。
ゴキブリの天敵 アシダカグモ 萱嶋泉[かやしまいずみ]
アシダカグモは本当にゴキブリの天敵か!?

ゴキブリの駆除・退治について調べていると必ず行き当たる情報がアシダカグモだった。このクモについては知らないことが多すぎたため、こちらの本を取り寄せてみた。
生息地域、習性、寿命、捕食対象、などなど、著者が実際に飼育して調べ、足で歩きまわって集めた情報は素晴らしく貴重な内容となっている。アシダカグモに対する見方が変わった。
本当にゴキブリにとっての天敵と成りうるのか、実際にゴキブリを食べるのか。ページをめくるたびに新たな発見があり、半日で読了してしまうほど(。-ω-)」楽しく、お腹いっぱいになる本。
益虫とは何なのか、害虫とは何なのかを考えさせられる一冊となっているので、ぜひ、読んで欲しい。
昆虫はスーパー脳 ゴキブリはなぜ捕まえにくい? 加納正道
ゴキブリは目で動きを察知する?それとも別の情報を使っている?

家屋(台所、寝室、浴室、トイレなど)で、職場でゴキブリを発見したら、大抵の人は駆除・退治しようと試みるでしょう。
その方法は様々だと思いますが、大方、ハエたたき、丸めた新聞紙・雑誌、スリッパなどではないでしょうか?
しかし、叩こうと振りかぶった瞬間にゴキブリは逃げ去ってしまう。または振りかぶる前の段階で、姿を消してしまう。なぜだ?それがたとえゴキブリの後ろからでもだ。
背中にも目があるのか?そう思わせるほど、我々人間の動きの察知し、逃げられてしまう。これは、目で確認してからでは早すぎるぞ、どういうことだ。
という疑問に答えを出してくれたのがこの本。『なぜ捕まえにくいのか』ページでの参考にさせていただきました。いやぁ、ゴキブリって凄いなぁ(笑)
写真で見る 有害性物防除辞典
日本にいる58種類のゴキブリのうち害虫は数種類

ゴキブリは今から3億8000年前に地球上に現れ、形態的に大きな変化をせずに現在も繁栄している生きた化石である。
語源は、フタ付きのお椀にかぶりつく虫という意味で、台所の食器周辺で活動していることに起因している。
また、その体は種々の病原微生物を付着させ、ときに排泄物などから伝染病の媒介者となる。食品への混入、食害、アレルギーなど様々な問題も引き起こす。
ただ、日本にいるゴキブリ58種類のうち、害虫として問題となっているのはわずかな種類である。
以上のような、駆除・退治方法以外にも雑学的な内容も盛り込まれている良書だと思います。

虫の味
ゴキブリからムカデ、カメムシまでの昆虫食・・・

好奇心と勇気に満ちた本。来るべき貧困の日本に備え、なんでも食べてやろう!という気概を鍛えてくれる。
といってもゴキブリは無理だぁ~。著書さんの行動力には脱帽して、そして絶望してしまう。文字を読んでいるだけで苦しくなる・・・。
イナゴ、蜂の子までならなんとか食べられそうだが、それ以外の昆虫はちょっと無理そう・・・。
だって、ムカデ・カメムシって、もう異世界の生き物なんだもん・・・。
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