ゴキブリを食べる昆虫食

『虫の味』という本をたまたま見つけて読んだ。様々な昆虫を食べる内容が記されていた。その中に、なんとゴキブリの章があるではないか∑(ι´Дン)ノ。えええ!?その本を手に取らずにはいられなかった。

まえがきに、著者の懐古録が記されている。第二次世界大戦の頃の日々の生活は食べることが明日への希望となっていたのだろう。食べられるものならなんでも食べ、時に生き物から反撃を喰らう。いたずら・ちょっかいを出すことで痛い目にあう。それは生きる知恵にもなっていたようだ。

今の日本は、地方を除いて開発が進み、自然と呼べる環境が本当に少なくなっている。昆虫と呼べる生き物に出逢う・触れ合う機会・場所すら数少なくなっている。ゴキブリは例外として。そんな著者の昆虫食について、ゴキブリの章だけでも紹介したいと思った。

この本が発行されたのが2006年。このホームページを作っているのが2013年。自民党、安倍晋三政権。アベノミクスで円安が続いているが、本当に円安で国民は豊かになるのか?絶対に来てほしくないが、富裕層・貧困層の二極化が極端に進むような気がしてならない。もし、後者になった場合に備えて、なんでも食べてやろう!という気概で読んで欲しい。

虫の味[Mushi No Aji]

とある外国船では、船員がゴキブリを好んで食用にしたという。ということで著者がゴキブリの特製料理に挑戦している。いや、でもね、あの人が食べたから自分も食べられるっていう発想が凄いとしかいいようが・・・。

刺身
クロゴキブリの頭、翅(はね)、脚・消化器までを取り除く。これを塩水でよく洗い、水を切ってポン酢で食べる。硬い歯ざわりはよいにしても、ゴキブリ特有の臭気が口に残るが、ホヤの刺身と思えば気にならない。
いやいやいや(°Д°υ)ノ、そんな簡単に食べないでよって感じでサクッと食べちゃう著者に敬意を表さざるを得ない・・・。友達になるには時間がかかりそうだけど。。。
塩焼き
生きたワモンゴキブリを手でつまみ、頭を引っ張ると消化器などがきれいに抜き取れるので、翅(はね)をむしり腹部に塩を少量詰めて焼く。海老(エビ)を焼いたような香ばしいにおいがする。口に入れると意外にサクサクしてイナゴの味に似ていた。美味というほどでもないが、悪い味ではない。
昔、台湾ではワモンゴキブリを同じような手順で焼いたものを消化の薬として用いたようだ。この他、鼓腸症、赤ちゃんの疳(かん)の虫に非常に効果的と言われている。日本でも、一部の地域で子どもの疳の虫の薬にしていた。
うわぁ・・・。僕が一番よく見るゴキブリがワモンゴキブリなんだ。あれを食べるのか・・・。あ、疳の虫とは病気ではなくて夜泣きやかんしゃく、ひきつけなどのことのようだ。
から揚げ
4,5日間絶食させたクロゴキブリの翅や脚を取り除き、良質の天ぷら油でサッと揚げる。食味の方は芝海老のから揚げと似ており、ゴキブリと思わずに食べれば問題なし。なお、味塩で食べるのが最もよい。
『漢方絶倫学』という本には、ゴキブリを油で揚げ、粉にして毎日少量を引用すると喘息(ぜんそく)の薬となるとある。ぜん息の薬として飲用する話はよく耳にする。
う~ん、から揚げなら食べれなくはないかもしれないが、目を閉じてエビのある一箇所と言われれば大丈夫かな。でもゴキブリって薬になるんだね。あの生命力にあやかりたいという願いもあるのかな。
ゴキブリ酒
正確にはゴキブリの卵鞘(らんしょう)酒。クロゴキブリの飼育箱に口の大きい酒徳利(とっくり)を置いておくと数日で底に十数個の卵鞘が産み付けられる。この徳利を水洗し、酒を入れて燗(かん)をつける。できるだけ熱燗がいい。味は結構で、二級酒が一級酒レベルの味となり特徴がある。
安物のウイスキーに卵鞘を20個ほど入れてしばらく放置すると味に丸みが出る。
お酒のアルコールで酔ってしまえばいけるかもしれない。そして、酔っ払っている最中にゴキブリ酒だ、と告げられれば笑うか激怒するかのどっちかになるな。あまり飲みたくないけど。

漢方薬として用いられるゴキブリはサツマゴキブリで、サツマゴキブリで酒を作ると効果は強くなり、肝硬変やアトピー性皮膚炎に効くらしい。ということでゴキブリは薬用としてもかなり用いられ、『卵鞘酒』は果実酒的な製品となる可能性は皆無ではない。ってホントか!?

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